慶應義塾大学の内部進学者の割合
慶應義塾大学は内部進学者が多いと言われています。
確かに私が商学部に入学した35年以上前でも、最初のクラスでは内部進学者が、
ヨウヨウ、、と集まっていました。まぁ当然ですが。
ちなみに私は外部です。当時はA Bとか別れておらず、数学必須だったので
外部生の殆どが国立大学を失敗した人でした。
オフィシャルサイトから実績を調べてみました。但し年度は2014年から2016年まで
ばらけておりますのでその点はご了承ください。
系列校 進学学部
文 経 法 商 医 理工 総政 環情 薬
SFC 2 63 64 17 7 28 12 26 0
塾校 24 210 224 100 22 61 18 7 5
志木 13 80 74 38 7 28 0 1 4
女子 20 49 54 19 6 14 0 6 9
NYC 6 20 20 15 2 5 5 9 0
内部進学者合計
文学部 65 経済学部 422
法学部 458 商学部 189
医学部 44 理工学部 136
総合政策 35 環境情報 49
薬学部 18
内部進学者の割合
オフィシャルHPの就職状況に関する情報から2015年の
卒業生数で上記内部進学者数を割ってみました。
文学部 8.4% 経済学部 41.1%
法学部 38.2% 商学部 18.3%
医学部 40.7% 理工学部 14.2%
総合政策 8.4% 環境情報 10.4%
薬学部 8.1%
経済学部と法学部が際立って多いですね。塾校出身者が集中
しているためかと思います。
最近(2016〜2017年)では、慶應義塾大学が就職、特に金融系、に
強い大学、上場企業の役員数が多い大学と何かと持て囃されて
います。また、著名人及びその子供も多く在籍していて、
イメージも上がっています。
慶應と早稲田の同学部ダブル合格者の半数以上は慶應に進学している
ようです。
私は慶應出身ですからそれはそれで嬉しいですが、所詮は個人の問題。
大学に入ってアホになってしまえばそれで終わりですので、
マスコミや2chが出す慶應神話に惑わされることなく、大学に入った後
のことも考えて勉強し、塾生になられることをお祈りしております。